入院リハビリ
Inpatient Rehabilitation
Inpatient Rehabilitation
手術後のリハビリをしっかりと行う事は、機能的な問題(関節が硬い、筋力が弱い)
の改善や正しい身体の使い方を獲得する上で、とても重要となります。そのため、
当院では早期離床、早期回復の準備として、手術前からリハビリを行っております。
また、手術後のプロトコールをベースに、患者様一人一人の状態に合わせたリハビリ
プログラムをご提案致します。
※日曜日と祝日はお休み、土曜日と担当療法士が半日勤務の際は1回(病状によって回数が異なります)
01. 術前リハビリ
手術前からリハビリを実施する事は、術後の不安軽減や術後のリハビリをスムーズに
進める上でとても大切です。そのため、手術後に備えたリハビリを実施致します。
02. 評価
・痛みや痺れの確認
・関節可動域の確認
・筋力の確認
・動作の確認
03. 指導
・手術後に必要となる運動の指導
・装具指導※肩関節腱板断裂の手術患者様のみ実施
・術後リハビリのスケジュールモデル
※下記の表は横にスクロールできます。
経過 | 自分で行う運動 | 日常生活活動 |
---|---|---|
手術前日 | DVDを見て、肩装具の着脱手順を確認 |
|
手術当日 | リハビリはありません | |
術後1日 | 指、手首、首、背骨の運動 | 装具付け外しの手順説明 ※痛みに応じて練習開始 |
術後2日 | 肘の曲げ伸ばし運動 | |
術後3~6日 | 装具の付け外し練習開始 羽織物(パーカー)練習開始 |
|
術後1週 | 被り物(Tシャツ)練習開始 | |
術後3週 | 外転枕を外す | 字を書く、コップで飲む、箸の使用、歯磨き、洗顔 |
術後4週 | 装具を外す | |
術後5週 | 仰向けで腕を挙げる運動開始 | 包丁で切る(柔らかい物)、 |
術後7週 | 座って腕を挙げる運動開始 | 髪を洗う(頭を上げて)、 |
術後9週 | 運転動作 | |
術後12週 | 片手でのフライパン使用、やかんを持つ、 洗濯物を干す |
肩腱板断裂の手術を予定されている患者様向けのパンフレットをご用意しております。
以下から、ご覧下さい。
退院後もご自身の身体のためにリハビリを継続しましょう。退院後はお近くの当法人関連施設でリハビリを継続できます。